猫とコード

化学メーカーでweb開発している猫大好きエンジニアの備忘録です。

会社の開発環境があんまり良くないという悩み

うちの会社、イイ会社だと思うんですが、開発環境的にどうかなと思うところが…。

(イイ会社というのは、事業内容・福利厚生・人材の観点から良いと思っています)  

嫌なところの困っている点と改善策、課題を考えてみました。

嫌なところ 困っている点 改善策 課題
言語がVBscript モダンな書き方ができない 1. 開発言語の選択肢を広げる
2. VBSでモダンな書き方をする
1.は言語が変わると誰でも保守ができなくなる
2.は導入の費用対効果が薄いと言われそう
公認エディタが秀丸かサクラ シンタックスがない
関数名でリンクができない
IDEの使用などツールの選択肢を広げる 新しいツールを利用可能にするとセキュリティ的なリスクがある(という話があった)
コード管理をしていない
(ファイルをコピーしたり、コメントアウトで対応)
変更履歴が残らない Gitの導入 導入の費用対効果が薄いと言われそう
自動テストがない
(テストはエクセル表で管理 )
テスト書きませんか・・? わからない 導入の費用対効果が薄いと言われそう

改善を実行することには意味がないという結論を得ました。

問題なのは書き方じゃなくてコードに対する組織の考え方なので、そこが課題になってくると思う。

コードを綺麗にすることで本業が伸びる因果関係があればいいのですが、なかなか直接的にはつながりません。

システムの会社であれば、適切な開発環境を用意することは人材確保の点で必要ですが、ユーザ企業から考えると適切な開発環境を用意してもメリットを享受しきれないので難しいですね。 うちの会社の場合、システム部門はあくまで主業の補助的な役割が強いので、それよりか本業をいかに伸ばすかに注力した方がコスパがいい。

会社外で書くときには好きなように綺麗に書けばいいというのが今の結論です。 しかし、それは職業プログラマの意識としてどうなのかなーーーという悩みです。